2023年6月の総会にて、渋谷稲門会の第8代目の会長に就任いたしました。
10年余りの長い間、同会を牽引されてきた前会長の吉田正志さんには深く
感謝を申し上げます。
2032年創立150年を迎える早稲田大学は、長い歴史の中で約68万人の
卒業生を輩出しており、その集いである稲門会は、海外も含めるとその数は
1300にもなります。地域の稲門会だけではなく、職種による稲門会や、卒業年次毎の
稲門会もあります。
渋谷稲門会は設立40年以上と歴史も古く、渋谷を拠点に活動していることもあり、
他の稲門会と比べて比較的若手も多く、また女性会員も多数参加されています。
私は、校友会幹事、早稲田学報の編集委員、23区支部稲門会など、いろいろな形で
校友会事業に関わらせていただいてますが、“社会や地域で活躍する校友達の人脈
づくりの場であり、内外のあらゆる場所にその絶対数が多くどこでも出会える“、
こんな早稲田の絆は他にはないのではと痛感いたします。ご高齢の方から、社会人に
なりたての若手まで、世代を超えて同窓という共通体験のみでの集まりです。
渋谷稲門会の活動は、正月の箱根駅伝を駅伝監督をお招きし会員である瀬古利彦さん
に解説して頂くなんとも贅沢な新年会から始まり、総会、夏の納涼会、そして大学で
開催される稲門祭などが主なものです。また、ゴルフなどのスポーツ、早慶戦スポーツ観戦、
美食を楽しんだり、日本酒を深掘りしたり、、、と、共通の趣味のもとに9つの部会が
あります。今後は都内、各県、そして海外の稲門会などとも連携して活動の幅を拡げて
行きたいと思っております。
母校早稲田大学に少し感謝し、未来を担う後輩となる在学生達に少し思いを馳せ、
そして何よりも、いろいろな先輩・後輩、時には同期との出会いと刺激を楽しんで
いただけたらと思います。
渋谷稲門会会長
金子 秀二